2011年06月02日

山内一豊

あんまり興味なかったのですが、一応買ってみた山内一豊。
興味ないというのも能力の高い武将と思えないから…
山内一豊のエピソードと言えば。

「妻のへそくりで名馬を買って信長に馬を褒められる」
「関ヶ原合戦前、小山評定の時に城を差し出すと言って出世」
「土佐へ入った後、一領具足を騙し討ち」

これしか知らないので私の中では評価の低い武将でした。
この本ではやたらと一豊は褒められます。
「一豊は手柄をたて…」とか書かれてるのですが具体例がない。
具体例がないから「え、ホントに…?」みたいな感じにしか思えず。

また、一豊について書く事もないのか、一豊中心というよりも
戦国時代をサラッと説明しつつ、途中一豊登場といった感じ。

戦の描写は全くと言っていい程なく、かつヒューマンドラマ的な感じでもなく
全体的に中途半端な、浅い感じの本でした。
本の印象が私の一豊に抱いている「なんだかな〜」という感じでした。笑


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2011年05月12日

雑賀六字の城

すっかりご無沙汰。
果たして誰か見ている人がいるんだろうか。笑

凄く久々に買った歴史小説「雑賀六字の城」
タイトルのまま雑賀勢の小谷七郎丸という青年が主人公。
紀州雑賀荘の有力人である小谷玄意が父、兄は太郎右衛門
七郎丸に付き従うのは郎党の牛楠。

信長による本願寺攻め、本願寺から雑賀へ招集され七郎丸は初陣を果たす。
初陣を果たしてからの七郎丸の成長ぶりや、「若」と呼び
七郎丸に戦の仕方を教えてくれる郎党の牛楠。

牛楠は鉄砲の名手でもあり、これがカッコイイのだ。
この本は方言?で書かれており、標準語に慣れている身としては
結構読みづらい部分があるのだけれども、それがまたいい味が出ているのです。
戦での足軽同士の会話だったり七郎丸と牛楠の会話等、描写が細かく描かれており
そしてそれが方言で書かれているのなんかとてもリアルな感じがして
面白くハマッてどんどん引きこまれて読んでしまう。

私がちょっと嫌だなぁ〜と思ったのは七郎丸の恋人であるおみつとの会話・関係。
戦で兄を亡くしているおみつは、七郎丸が戦に行くのを嫌がる。
そしてそれを言葉にする「いっちゃ嫌」と。
そんな事言うなよ!と。

またガッカリだったのがラスト。
ラストはかなり駆け足な感じで、結末にもちょっと…
それまでが割と細かく織田軍の動き等書かれていたのにラストだけは
かなりすっ飛ばされていて、ラストがこれじゃあ。とガッカリしました。

読み始めは「これは久々の大当たりかも!」という程良かった。
ちょっと期待しすぎちゃったのかな〜

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2010年05月25日

立花宗茂と立花道雪

熊本・福岡旅行に行った時に立花家の営む旅館御花で購入した本です。
元々気になっていた本が置いてあったのでちょうど良かったですぴかぴか(新しい)
正直、タイトルからして期待して読み始めたのですが期待以上exclamation×2
久々の大ヒットですグッド(上向き矢印)

物語は立花宗茂が立花道雪の養子となるところから。
この本は戦のところも詳細に描かれているし、かといって
人物描写、人間関係の部分がおろそかになる事もなく。

これはなんて書いたらいいのか分からない。
後半は展開がスピーディーな感じがするものの高橋紹運の
岩屋城篭城の辺りは、紹運の思い、宗茂の思いはもちろんの事
高橋・立花両家の家臣の爽やかさ、敵ながら島津軍の爽やかさ。

ここからは涙なしには読めません。
電車の中で読んでるくせに、凄いウルウルきてヤバかったです。
いつもネタバレしながら書いている書評ですが、この本については
正直、何も書きたくないぐらいです。

戦国好き、漢好きなら面白くない人はいないってぐらい面白い。
今までで読んだ本の中で一番面白いかもしれない。
それぐらい、いい本でした。
とにかく読んでくれ!って感じの本です。笑

あと全然関係ないけど、御花の蜜柑搾りジュースめっちゃ美味しいよ。
それよりは若干劣るものの蜜柑搾りゼリーも美味しいです。立花繋がりで。笑
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2010年05月19日

真田昌幸−竜崎版−

今回は久々に最近購入した本ですぴかぴか(新しい)
とテンション上げていきたいところですが…
私にはあまり面白くなかったです。

真田昌幸というタイトルですが序盤はほとんど幸隆の話です。
武田信虎に真田の里を追われ箕輪城にいる同族、羽尾幸全の元へ。
幸隆は飯富虎昌の娘ちかを嫁にもらっているが信虎に攻められる前に
飯富虎昌の元へ送り返す。そして羽尾幸全の娘るい、といい仲に。

しばらく幸隆は羽尾幸全の元で過ごすも信虎から信玄へと
代替わりした武田家へ、勘助の誘いもあって仕官する事に。
嫁のちかとも復縁する事になり、るいは羽尾幸全の元へ留まる。

武田家へ仕官後も幸隆の話がほとんどで昌幸はあまり出てきません。
近習として信玄に仕えるようになってからは、ちょくちょく
出てくるものの、なんだか私としてはあまり盛り上がらない。

合戦はサクサクッといった感じで人間模様に傾き気味。
そして昌幸と幸村はやたらと三白眼を強調され、剽げた踊りを
腰をフリフリ踊っている、というのが多すぎる。

民にも愛された昌幸・幸村といったのを描きたいのかもしれないが
同じ描写ばかりでおもしろくない。
そして大谷吉継・石田三成・上杉景勝らと親交を深めていくのだが
その辺りも、なんだか描写が深くない。って言うのか。
とにかく全体的に内容が浅く感じる。

昌幸と言えば、やはり二度にわたる上田城での徳川との攻防。
なのにその辺りはやはり、ちらちらっと書いただけで盛り上がりにかける。
たぶん、描写がよくないんだろうな。
なんて説明したらいいのか感情移入できないような書き方。

昌幸だけを読みたい私にはちょっと残念な内容でしたが
幸隆・昌幸の話と思って読めばいいのかも。
詳しい人にはあまり面白くないかもしれないが、あまり戦国時代を
知らない人にとってはまさに戦国時代!という武田〜織田〜豊臣と
描かれているので、いいかもしれない。

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2010年02月26日

天と地と

最近の書籍レビューを書いている本は読み返しなのですが
その中でもちょっと読むのを躊躇していた天と地とを読んでみました。
躊躇していた理由は簡単で上中下の3巻セットだからです。笑

天と地とは景虎の小さい頃から川中島第4回目終了まで描かれています。
景虎は父である為景に疎まれ、可愛そうな少年時代を過ごします。
一度は出家させ坊さんにさせる為に林泉寺に入れられたり
養子に出されそうになったり…
父為景の死後は晴景が家督を継ぐもののまだまだ越後は内乱が
続いている状態で晴景では抑えきれない。

上田長尾家等が虎視眈々と守護代の座を狙っている状態。
景虎は初陣である栃尾城の戦い(景虎は城側)で城を守りきり
その後も景虎が出陣すれば勝利と景虎の名声は高まるばかり。

ついに現守護代である晴景に代わり景虎を守護代にという動きが。
父にも疎まれていた景虎は、ここで兄晴景とも険悪な仲に。
結局は守護である上杉定実の調停により晴景の養子となり
景虎が越後守護代となる。

所々、著者の主観や意見等が入り若干気にはなるものの
戦の場面等はなかなか細かく描かれていて、想像しやすく楽しい。
私としてはやはり戦の部分に惹かれるのでドラマでも小説でも
臨場感のある描かれ方をしていると感情移入しやすくていいです。

また宇佐美定満の娘・乃美と知り合い、最初は自分と少ししか
年が違わないのに年上ぶりやがって!みたいな反発のようなものを
若さゆえか思いつつも次第に乃美に惹かれている事を理解し始める。

しかしお互い惹かれあっているのになかなか行動に移さない
なんとも歯がゆいというか悶々とするというか。
一度読んでいるのでこの二人の結末も分かっているのに
景虎に対し「そこ、いかないのか!」みたいなものを感じる。笑
が、そこでいかないところもまた景虎らしいのだけれども…

景虎の話だけあって若干景虎よりな感じがあります。
しかし主人公である景虎は曲がった事が嫌いな男気のある武将で
信玄のような謀略をめぐらすのを「不潔」とか「汚い」とか
言ってみたりしつつも、戦上手な信玄の戦略や行動は
「なかなかやりおるわい」と褒めてみたり。

そういうところも書いてもらえると武田側の悪いイメージが
払拭されるとまでは言わないけれどやっぱり武田も凄いんだなと
思わせるような感じがあり武田好きとしては嬉しいです。

毎回恒例、何を書いているかまとまりがないですが
海音寺潮五郎の小説は面白いです。
私の想像ですが海音寺潮五郎は所謂「男気のある武将」が
好きだと思われるのでそういう武将好きは絶対読んでみるべき本です。




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2010年01月12日

毛利元就

谷恒生版に続き松永義弘版です。
こちらも元就の少年時代から始まり元就の死までが描かれています。
谷恒生版はほぼフィクションな上に途中で終わっているので
同じ元就を描いた本でも全然内容が違います。

五龍城攻めの最中に兄興元の陣中での死、その後出陣し殿軍を
引き受ける元就が宍戸元源へ向けての挨拶、あれはいいですねぇ。
尼子、大内との駆け引きや戦、分かりやすく描かれています。

陶晴賢との厳島の戦い、これはもうなんとも言えないです。
厳島に行った事がありますがあの時は厳島の戦いの事を
恥ずかしながら知らなかったので凄いキレイなところだと…

厳島の戦いを知るとあの壮絶な戦いがあの場所であったのかと
信じられない思いで、また行った事のある場所で陶晴賢が
死んでいったのかと、多くの兵士が死んだのかと思うと…

元就は子沢山ですが、やっぱり元就の子と言えば隆元・元春・隆景
三本の矢で有名なこの三人ですね。元就は、元春は戦に強く
隆景は智謀に長けており、隆元は…みたいな発言が何度かありますが
やはり隆元の死後は隆元が一番大将の器であったと悲しみます。

戦評定等の時も慎重に慎重に、物足りなさを感じなくもないですが
家を存続させる事が大事な時代。やはり慎重さが大事。
ちょっとこの本だと隆元の本も読みたくなってきます。
なんていうか可愛らしい感じがあるんですよね。

なんだか今回もまとまりがない文章なのでこの辺で…
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2009年12月23日

蒲生氏郷

今度は蒲生氏郷です。
これも読み返しなのですが、この本を読むまで蒲生氏郷の事を
よく知りませんでした。だいたい武将の名前は知ってるけど
よく知らない人ばかりなんですが。笑

織田家家臣、豊臣家家臣の方は結構読みますがあんまり
蒲生氏郷って出てこないんですよね。
あまり氏郷と関わってない人ばっかり読んでるからなのかな。

この本はなんか面白みに欠けます。
氏郷が信長の下に人質に出されるところから氏郷の死までが
描かれているのですが、なんだか日記風って言ったらいいのかな。
淡々と起こった出来事を書き連ねているような感じで
あまり感情移入できないからか、物足りないんですよね。

しかし内容を読むと信長の娘、冬姫を嫁にもらったり秀吉からも
日野六万石だったのが、松坂へ移封、会津へ移封され会津では
七十二万石、後の検地では約九十万石だった事から
会津百万石と言われるようになったんだとか。

元々六万石だったものが約百万石。
武勇優れ、政治面でも信長の楽市楽座を真似て商業が発展し
松坂へ移る時や会津へ移る時に商人がついてきたりと
政治面にも優れ、他の武将からの人望も厚かったようです。

それ故に40歳という若さで死んだ氏郷は病死という事になっていますが
毒殺説、暗殺説が当時流れたそうです。
会津への移封は伊達政宗、徳川家康への布石と言われているが
秀吉が氏郷を恐れ…なんて話もあります。

蒲生氏郷という武将を調べてみても、悪く書いてあるものは
あまり見かけないのでやはりとても優れた武将だったんでしょうね。
今回の本は私的にはハズレだったので、是非他の作家さんの書いた
蒲生氏郷を読んでみたいです。
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2009年12月10日

黒田官兵衛

今回の官兵衛は読み始めてから凄いサクサク進みました。
ページ数は350ページぐらいだけど3日ぐらいですね。
最近は電車で本を読んでいると眠くなって寝落ちしてしまう事があるのですが
今回はそれもなかったせいなのか読みやすかったからなのか。

この本は官兵衛の小さい頃から高松城水攻めまでが描かれています。
小さい頃の官兵衛は本を読むのが好きな少年で、戦の話や
武将の話なんて興味ない、なんて人でしたが半ば無理やり?
父が仕えていた小寺政職の近習になります。

小寺政職に仕えてからめきめきと頭角を現しお気に入りに。
結構細かく書いてあったような気がしますが、やっぱり官兵衛と言えば
秀吉の軍師としての活躍ですね。"秀吉の両兵衛"と言われるだけあって。

やはり印象に残るのは有岡城での監禁生活に高松城攻めですね。
秀吉が毛利を攻めている時に援軍としてきた荒木村重は勝手に戦線離脱。
信長は村重を攻めようか迷い、官兵衛が使者として有岡城へ。

官兵衛は捕らえられてしまい監禁される。
その間牢獄から藤の花が見え「ここから無事に出られたら藤の花を
黒田家の家紋にしよう」それから、黒田家の家紋は藤の花になったそうです。
足に障害が残ったものの無事に有岡城落城と共に家臣の
栗山善助に救出された官兵衛。しばらく養生しまた秀吉の元へ。
そして三木城、高松城攻め、そして信長の死。
そこで終了していますができれば官兵衛のその後も書いてほしかったなぁ。

サクサク読み進められて、信長の死までで350ページじゃ最後まで
描いたら凄い長編になっちゃいそうですが。
でも最後まで描いて欲しかったです。
私はこの小説の中での官兵衛と半兵衛のやり取りがなんというか
微笑ましいというかなんだかほのぼのしているようで好きです。

なんというか面白いです。でも感想はちょっと書きづらい。
弁阿闍梨玄丈とかの家臣の忍者的というか、そういう活躍とか
その辺で拾って小姓にした者の活躍とか人間関係というか
NHKの大河ドラマの今年の"天地人"みたいな要素が多めというか。

まぁ、そんな感じですが面白いです。
posted by yu-ko at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

佐竹義宣

なんだか凄い久しぶりの更新になりました。
まぁ、見てる人もほとんどいないからいいんだろうけど。笑

今回は佐竹義宣です。義宣の父は坂東太郎、鬼義重として有名な佐竹義重。
私は佐竹はこの本を読むまでほとんど知らなかったのですが
父の義重の方はこの義宣の本でも有能だったんだろうなと思うのですが
義宣はなんだかあまり有能とは思えませんでした。

義宣は三成と昵懇で豊臣政権時代は常陸50万石ぐらいもらっていたのですが
関ヶ原の時の態度がどっちつかず、日和見順慶か!って感じです。
三成には恩があるから義を貫き西軍に味方したい、でも家臣たちは
皆徳川にと言うしもし西軍が負けたら…

三成にも家康にもどちらにもいい顔するような書状を送り佐竹は動きません。
結局は東軍の家康が勝ち、家康は曖昧な態度だった佐竹に怒り心頭。
確実に佐竹が東軍派であればサクサクッと上方に行けたものを…

そのお陰で佐竹は常陸から秋田へと移封。
更に義宣が存命中は石高を明かしてはならぬ、と。
秋田への移封については義宣の家臣である東義久と家康との会話。

家康「佐竹を潰すつもりはないが国替えを命じる予定」
義久「佐竹が上杉を抑え徳川に追い討ちをかけなかったからこそ。
佐竹家に勝る奉公はない。」
家康「されば、義久存命中は佐竹の国替えは致すまい」

こんな感じの会話があります。
義久は当時48歳、家康は60歳。順当に行けば家康が先に死ぬのですが
義久はこの直後に急死し、家康は佐竹に国替えを…

この本によると約50万石の佐竹が動員できる兵は2万程。
福島正則等の大名をひきつれ、数は家康のが優位であるとはいえ
坂東武者と呼ばれる関東の武士は勇猛で知られまた佐竹は
追い討ちが得意とされているし退く時が一番損害が大きい。
家康にとっては脅威だったんでしょうね…

もったいない事をしました。笑
そんな感じで考え方が偏っているように見え、また考えも甘く
やはり偉大な父と比べられてしまうせいかそれ程有能には見えませんでした。

しかし義宣の頃は伊達との戦いがいくつかありましたが、すぐに
秀吉により天下統一されていた事もあり割と平和な時代だった事が
成長できなかった原因なのかもしれないなぁ。と思いました。

ハッキリと有能!とは言えないもののなんだか味のある
ちょっと愚鈍なでも嫌いになれない、そんな武将かなぁ。笑
近衛龍春は佐竹義重の小説も書いているのでそちらも機会があれば
読みたいと思いました。


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2009年11月16日

風林火山

何年前だっけ?2年前?の大河の原作になった風林火山。
武田好きとしては、大河が始まる前に原作を!と思い購入。
ふーん、こんな感じか。ぐらいにしか思わなかった記憶が。笑
また読み返しシリーズなわけですが。

読んでみて勘助とか由布姫が正直キモイと思った。
由布姫が輿から逃げ出すところとか、大河でもあったけど
その時はあまり何も思わなかった気がするんですが。
やっぱり映像と字では違うんですかね。

勘助の盲目的過ぎる程の由布姫への愛がなんとも重たいというか。
そして勘助がよく描かれすぎているところ。
川中島の合戦と男女の仲以外は全て勘助が言う事が的中。
いくら有能といえど全て的中するなんてあり得ないとか突っ込みたくなる。笑

あとツッコミどころとしては甘利虎泰と板垣信方は上田原の合戦で
討死するハズですが、甘利虎泰は砥石崩れで討死した事に…
砥石崩れとか上田原のあたりは前半部分なのでハッキリ覚えてないけど
上田原の合戦と思われる後も信方が生きていたり。

大河ドラマは面白かったけど原作はうーん…って感じですね。
大河ドラマも今見たら違う感想なのかなぁ?
posted by yu-ko at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

加藤清正

なんだか随分久しぶりな気がしますが。
今回は上下巻だったので読むのに時間かかりました。
最近は調子も悪くて電車で読んでるとつい寝ちゃうんだよね。笑

海音寺潮五郎の加藤清正です。
どっからどうみても海音寺潮五郎好みの清正。
悪いとこなんてないんじゃないか、ってぐらい良くかかれています。

清正が秀吉に仕官するところから始まり亡くなるまでがかかれており
小さい頃から利発で勘のよい人。いつの時代も言われた事だけやるのは
当たり前、そこに含まれた先の事も考えて行動する。
清正にはそれができ、秀吉と親戚でもある事からどんどん出世していく。

朝鮮出兵の時の話なんとも言えない感じです。
三成・小西としては秀吉・朝鮮・明を騙してでも和睦を結びたい。
清正も朝鮮出兵は失敗だったと思っており秀吉の和睦条件を
朝鮮・明側がのむのであれば、和睦がいい。

朝鮮出兵だった事は間違いだった事は明らかで、朝鮮上陸後
しばらくは日本軍が快勝していた事もあり成功かと思われたが
どんどん進んでいって、海から離れ更に制海権は朝鮮・明側に握られ
兵糧輸送もままならない状態になってからは秀吉も間違いと
気づいただろうがそこは太閤、「間違いだった、てへっ」
じゃ済まないし、言い出せない。

面目を保ちつつ和睦、それなりに日本に有利な和睦を望んだところで
朝鮮・明側は突然意味もなく攻められ、日本に有利な和睦を結ぶわけがない。
そうなると騙して和睦するのが一番簡単だと思ってしまうのも仕方がない。
という気がしなくもないのですが、清正好きとしては三成・小西が
清正邪魔、と秀吉に進言し謹慎処分にされるのはなんとも。

結局、大地震の時に真っ先にかけつけた事、利家・家康の進言もあり
許されるわけですが。ちょっとイライラっとします。笑
清正好きなので…

後半は秀頼・豊臣家の為に、浅野幸長・福島正則と共に奔走。
しかし淀殿がぶち壊す的な感じが繰り返され…
大阪冬の陣・夏の陣よりも前に清正が死んでしまったのは
死後も世の中を見れていたら、清正は悔しかっただろうなぁ。

自分がいたら大阪冬の陣・夏の陣はさせない!って思っただろうな。
でも秀吉の死後、既に実質天下は徳川のものだったわけで
大名の誰もがそれを理解しており理解してないのは淀殿を中心とした
豊臣家だけ。清正がもう少し長生きしたところで、いつかは
実質から名実ともに徳川が天下をとる事には間違いないわけで。
と思うと豊臣家が滅びる前に旅立った清正は幸せなのかなぁ。


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2009年10月11日

戦国驍将・知将・奇将伝

乱世を駆けた62人の死に様・生き様。副題が凄いです。笑
一覧は下にあります、見たい方だけどうぞ。

この本は62人の武将の話が書かれているわけですが、章が別れています。
選択がピッタリくる武将、え?そこなの?という武将様々です。
名家の異端者という章に織田信忠がいます。
異端者には当てはまらないような。
武将としての能力は高いと言われている信忠、本能寺で死ななければ…?

北条氏邦や今川氏実も同じ異端者の章にいます。
こちらは異端者というより、この人達だけう〜ん…て感じですが
"この人達だけ"っていう意味でみれば異端なのかも?

62人もの武将が書かれているのでメジャーどころからマイナーまで
マイナーな部類(だと私が思っている)では高橋紹運や古田織部(茶人?)等。
その武将を知るきっかけとしては、いい本だと思います。
やっぱりメジャーどころが殆どでマイナーなのは少ないかな。
何を基準にマイナーというのかよく分からないけど…
あと、武将によって書いてる人が異なるので当たり外れは多いです。

特に一番ハズレは前田慶次郎。
前田慶次郎に関する資料が少ない為、書きづらいのは仕方がないが
ほとんど一夢庵風流記の解説です。ハッキリいって一夢庵を読んでいれば
全く持って読む価値ナシです。それぐらいヒドイです。
『一夢庵』の魅力って書いてあるので一夢庵風流記の魅力、なのか
慶次郎の魅力、と言いたいのか前者ならまぁ正解かな。笑

ただ62人が一冊にまとまっているので、ページ数が少ないところが…
生き様・死に様を数ページで書くのはやはり難しいですね。


武将一覧を見る
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2009年09月28日

武田家臣団

今回は小説ではない、なんと言ったらいいのか解説書?
武田二十四将についての逸話等を信憑性について言及しながら
解説していく書のようなものと言ったらいいんでしょうか。

ぶっちゃけですね微妙でした。
まず内容云々の前に誤字脱字が多すぎます。
更に穴山信君の章では武田信繁と武田信廉を間違えて記す有様…

穴山信君の章で長篠の戦いのところがあるんだけど、信繁は
川中島第四回で討死しているので、長篠の戦いに行く事は不可能。
誰かと間違えてるのかと調べてみると信廉と間違えている事が判明。

あれだけ色々調べて信憑性についても書き記しているので
ちょっと間違えたのか編集の際の不備なのかは分からないが…
誤字脱字が多い事から編集の不備なのかも。

そんな感じでちょっと内容以前にヒドイ本です。
内容としては、信憑性についても書き記されている事から
史実に近いのかな。とは思います。

二十四将について知るにはそれなりにいい本かもしれません。
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2009年09月16日

前田利家

この本も読み返しですが…
利家の幼少の頃から死ぬまでが描かれています。
が、なんとなく利家がショボく見えました。
節目節目で必ず出てくるのですが、何もしないみたいな。

朝鮮出兵について秀吉に「おことは反対か?」と聞かれるシーンがあります。
利家はまつとの会話で「戯れであればよいがのう」と言っているのに
いざ秀吉の前では「反対とは申しません」と…
反対ではないけど、良い事じゃないよなぁ。みたいな事を言います。
小説の中で「もはや秀吉に意見が言えるのは利家と家康のみ」
というような事が書かれてるんだけど、そう言うほど二人とも
意見らしい意見はしてない。

まぁ天下人が相手ですからそう簡単には言えないとは思うけど。
又佐と藤吉郎の間柄(旧知の間柄)を強調する割には
たいした事ないじゃんと思ってしまう。

秀吉の死後、家康が天下人への野望を抱いている事を知りつつも
何もしないところとか。秀頼の傅役としてはどうなんだろうか。
五大老の中でも利家と家康は突出しており秀吉の遺言でも
「何事も利家と家康の意見を聞くように」とある。

利家は豊臣家をなんとか保とうというかそういう気があるのに
家康に対して特に何もしない。家康は健康なのに対し利家は
秀吉の死後ぐらいから体調が優れない。
利家が先に旅立ってしまうであろう事は想像できるのに。

とちょっと不満に思います。自分の死後がどうなるか考えていなかったのか
そこまで秀頼を思う気持ちがなかったのか、天下は廻りものと考え
家康が天下人となっても秀頼を滅ぼす事はないだろうから
それでもいいかと思っていたのか・・・

若い頃の利家は槍の又佐と言われただけあって、ちょっとやんちゃな
カッコイイ感じなんだけどなぁ〜
なんか年をとるとホント好々爺って感じで…
利家の秀頼を見る目とかは完全にただのじぃさまでした。笑

利家とまつの関係はよさげでした。
まつは色々口を挟みつつも、出すぎないよう言葉を選んでみたり
譲れないところはガッツリ言ってみたり。

利家もなんだかんだ言いながらまつの言う通りにしたりと。
サバけてそうなのに仲睦まじい感じって言うのかな?
とてもほのぼのしていました。
まつとの関係に特化した小説なら良かったのかも。笑
posted by yu-ko at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月06日

島津義弘

島津義弘は「義弘、敗走」のダメっぷりに刺激され、勢いで2冊買いました。笑
1冊目は感想を書いたのですが2冊目は書いてなかったので…

この島津義弘は小さい頃から義弘の死までが描かれています。
出だしは恐らく義弘の初陣ですが、その後は祖父日新斎・父貴久の
生い立ちというかそういったものを描きつつ本家を継ぐまでがかかれています。

正直義弘の小説であればここはいらないかな?という気がしなくもないが
まぁ別にあっても問題ないかな。という程度。でも結構、長い。笑

当初義弘は戦には民の犠牲はつきものと思っている節があったが
松坂城での戦いで、女子どもも次々と崖に飛び込む姿を見て
戦の悲惨さを思い知り、それ以降は民は巻き込んではならぬと
思いを改めるのです。そのせいなのか、それ以降はところどころ
家臣達への思いやりがあるところが見えてきます。
特に関ヶ原の敗走中は食べ物は自分は少しだけ食べ残りは家臣達へ
分け与えたりするところ等は良い人だなぁ〜。

全体的に面白いのですが関ヶ原での捨てがまりの時の豊久等を
もっとしっかり書いてほしかったです。島津義弘と言えばやはり
関ヶ原での退き陣と、朝鮮での活躍ぶりだと思うんですが。
そして豊久を始め兵士達の義弘を守ろうとするところなんて
小説としても盛り上がるところだと思うんですが。

そして家久・豊久の義弘に対する尊敬の念が溢れています。
義久がちょっと影が薄いのと歳久がほとんどと言っていい程出てきません…
その辺りがちょっと残念ではありますが、全体的にはなかなか面白いです。
でも1冊目に読んだ加野版の方が私は好きかも。
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2009年08月29日

立花宗茂

これも読み返しシリーズですが、これは2回目でも面白かった。
ページ数が500ページ弱あって読み応えがありなかなか。
まず始まりが大友宗麟が一万田鑑相の妻を寝取るとこから始まるという
若干ハード目な始まりです。寝取った後更に、謀反の疑いがあるとして
宗麟は一万田鑑相を責め滅ぼします。宗麟なりの懺悔?なのか
鑑相の弟鑑種が高橋家を継ぐのですが数年後鑑種が離反。

高橋家を紹運が継ぎ、宗茂は紹運の嫡男として育てられます。
そこへ紹運が父とも師とも仰ぐ立花道雪(この人も養子だったかな?)が
宗茂を一人娘のァ千代の婿にくれ、と言い出す。

紹運もさすがに嫡男なのでと断るも道雪もひかず結局は婿に出す事に。
実父高橋紹運に養父立花道雪という義に生きた父を二人もつ宗茂は
その父達と同じように義を重んじた武将に育っていきます。

実父紹運の岩屋城が島津に攻められた時、岩屋城よりも堅城である
宝満城、立花城へ移るように宗茂は進言しますが紹運は聞き入れず。
そうなれば宗茂の篭る立花城へ島津軍はまっすぐ来る事になるからです。
宗茂を婿に出す時紹運は「これからは父でも子でもない。」と言って
送り出すのですが、やはりそこは実父。

宗茂を守る為、島津軍が立花城へ攻め寄せるのを少しでも遅らせようと…
岩屋城の攻防は激しく紹運も39歳という若さで自害。
岩屋城の辺りは読むと泣きそうになりますね…

宗茂の朝鮮での戦いっぷり、2度目の撤退時小西行長が孤立。
援軍を出さなければ小西はダメそうなのに、評定を重ねても誰一人
援軍に行こうとしない。宗茂は自ら自分が行くと言い、島津義弘も
それならばおいどんも、と。そこでなんとか小西は撤退。

別に仲がよいわけでもないが同じ朝鮮・明軍と戦った仲間。
捨て置けないと自分も危なくなる事が分かっていながら助けに行く。
宗茂はいい男ですね。

戦の話もなかなか細かく書かれており、楽しいのですが…
ァ千代との話がなんとも。夫婦仲が悪いというか、ァ千代は道雪に
男のように育てられ女城主として立花城に君臨。

それを婿にきた宗茂にとられるのが面白くないというか、なんというか。
考え方が異なりその度に衝突。宗茂は自分の道を進むがそれによって
ァ千代との距離は離れていくばかり…
ァ千代もあまり女らしくなくあの時代の男をたてるような事があまりなく
宗茂と対立しても一歩もひかない気の強さ。
そしてァ千代と宗茂の最後がなんとも。。。

関ヶ原では義を重んじる宗茂は西軍へ、そこで立花家も潰されてしまうのですが
後でまた大名に取り立てられ立花家は復興されます。
それだけがァ千代にとって救いだった事でしょう。
残念ながら復興される時既にァ千代は亡くなっているのですが…

ページ数が多く読むのに時間がかかってしまいましたが面白かったです。
amazonで検索すると立花道雪と立花宗茂という本があるようなので
機会があればそちらも読んで見たいと思います。
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2009年08月20日

戦国風流

これも読み返しシリーズですが、私が初めて読んだ慶次の小説です。
前田慶次郎という男、資料が少ない為これもほとんどフィクション。
やはり完全なフィクションと分かっているせいか、ん?と思うような事があっても
あまり気にせず読み進められました。私としては一夢庵風流記よりも
戦国風流の方が面白かったです。

が、歌舞伎者として有名な慶次ですが戦国風流の中では歌舞伎者というより
ワガママというか自分の欲求に素直な男として描かれています。
小さい頃は褒美をたくさんくれる主の下で働く、などと言うものの
決まった主に仕えず、気の向くまま働くという感じ。

今で言う日雇い労働者みたいな感じでしょうか。
ただ戦場働きはあまり多くなく軍師というか、調略を主にしていました。
慶次は戦が嫌いでなんとか戦わせずに済むようにという感じなので
調略ともまたちょっと違った感じですが。

主に上杉景勝と仲が良く前田家(利家)にはあまり近寄らないのに
上杉家にはちょくちょく立ち寄ったり旅に出てみたり能を舞ってみたり。
誰にも嫌われず憎めないキャラというところでは一夢庵風流記と同じかも。
この小説はテンポもよくイベント事が度々起こりサクサク読めます。
かなりオススメです。

いつも本の感想の最後にamazonの商品リンクを貼っているのですが
"戦国風流"でamazonアソシエイトの画面で検索をかけたら
海音寺潮五郎も慶次の小説を書いているんですね。
海音寺潮五郎は好きな作家さんなので機会があれば読んでみたいです。
posted by yu-ko at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

毛利元就

この本は毛利元就の子供時代を中心に描いた本です。
毛利元就の子供時代はほとんど知られておらず、この本は完全にフィクションです。

元就の父、弘元は若くして嫡男興元に家督を譲る。
その後郡山城を退去し多治比猿掛城へ松寿丸を連れて隠居。
数年後に母が死に、その数年後には父も死去。
家臣である井上元盛に攻められ猿掛城を奪われた松寿丸は
大方殿(継母)と共に近くの草庵に逃れる。

ある時大方殿は松寿丸を一人旅に。ついた先は因島。
そこで村上水軍の義光や酔夢軒等と出会い松寿丸は彼らと生活をしていく。
そして酔夢軒や波留姫らと雙嶼(そうしょ:台湾??)へ旅立ちそこで置き去りにされる。

それは酔夢軒が松寿丸へ与えた試練。
雙嶼は治安の悪いところでそこで一人で絵を描いたり博打を打ったりして
生計をたてていく中で、彼は徳松という仲間を得る。
更に徳松の紹介で才六ら6人が松寿丸の仲間に加わる。

雙嶼で悪者を退治し酔夢軒の与えた試練に合格し酔夢軒が迎えに来て
2年ぶりに松寿丸は日本へ戻る事になる。
日本へ戻った後は武田元繁との有田中井手の戦いの話や
妙姫との婚約、隆元誕生等が描かれていて
ラストは描かないけども、途中で終わっています。

松寿丸時代はもうどっからどうみても完全なフィクションですが
史実とフィクションを混ぜ混ぜにしたものより潔く、読みやすい作品でした。

まぁ、どの小説も史実だけで作れるわけはないので
必ずフィクション部分は混じるのですが…笑
なので元就を知りたい!と思って読むには不向きな作品だと思いますが
完全なフィクションとしては楽しく、読みやすいのでサクサクと
読み勧められるいい作品です。
posted by yu-ko at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月06日

武神の階

なんだか久しぶりのブログ更新です。
今回は上下巻を読んだので、だいぶあいてしまいました。
武神の階は上杉謙信のお話です。小さい頃から謙信が死ぬまで。

上杉側から書かれた本なので多少は仕方のない事なんですが…
やっぱり信玄の事をとても悪く書かれていました。
人を利用しては捨てる信玄、とか。

川中島の戦いの事も当然書かれているんですが、川中島の戦いは5回あり
そのうち有名なのは4回目の戦い。それ以外は小競り合いという感じだし
勝敗もほとんど和睦、終了〜という感じなので勝敗もないようなものだと
私は思っているのですが全てにおいて上杉優位、上杉勝利のような書き方。

更に年号で書かれたところでそれが何回目の戦いなのか分かるわけもなく
そのあたりをもっと1回目とか分かり易く書いて欲しかった。
立て続けに川中島が出てくるし、5回分書くのか何回を書くのかも
分からないし、小説を読んでいる人の中で何年に第何回の合戦があったか
把握している人はほとんどいないと思われるのですが…

というような感じで私にはあまり面白く感じられませんでした。
読み返すとあんまり良くないのかな。
色んな小説を読めば読む程、色んな角度から同じ時代を見る事になり
知識がつく分面白く感じられないのかなぁ…?
posted by yu-ko at 22:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

山県昌景

読み返しシリーズですが山県昌景を読みました。
これは信玄がメインで、その信玄の行動に対し昌景が
「ああ言ってるけど実は○○なんだ」みたいな、裏を読むというか
考え方を読むというかそういう感じの事ばかりが書かれていて。
信玄とは子供の頃から仕えていた昌景には分かる!みたいな。

ほのぼのとした点は、信玄がまだ晴信の頃。
連歌会を開催してみたり詩や歌ばかりしていた時、信方が晴信を
諌める為、自ら歌を作り昌景に渡し「晴信に様渡すように」と伝える。

その後信方が本気になって歌を作り晴信主催の歌会に自ら出席したいと…
というところがあるんだけど、信方が和歌を作りそんな事を言う姿を
想像してほのぼのとしました。笑

ラストシーンがいいんだ。内藤昌豊との。
これを初めて読んだ時にいい本だという印象があったんだけど
途中までは、どこがいいんだ?と思ったけど最後読んで思い出した。

これラストが一番いいんだ。
posted by yu-ko at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

柴田勝家

これも読み返しシリーズです。
最近は金欠なので感想を書いていない本を選んで過去の本を読んでいます。笑
この本は、初心者向けっぽい感じです。
普通の小説より字が大きく、所々に武将の写真などが挟まれており
それ程ページ数も多くないです。
が、内容はちょっとイマイチかな。勝家の人物像等は問題ないんだけど
信長がいかに優れているか、実は情に厚いところもあるのよ。的な事が
かかれているのですがそれにはちょっと納得がいかないと言うか。

物語的には織田信秀の葬儀の場面から始まります。
信長がいつものような格好で遅れて入ってきて、お香を手づかみでとり
位牌に向かって投げつけるという荒業。
他の家臣達は「あ〜あやっちゃった。」的な感じなのに対し
勝家は「信長は信秀がこんなに早く逝った事に怒ってるんだ
悲しんでるんだ」とそれでこの態度なんだと。
熱い部分は自分と通じるものがある的な感じで。
熱かろうとなんだろうとそれはどうかと思うんだが。

そこから勝家と信長の愛のようなものが描かれていきます。
いや、愛じゃないんだけどやり取りに「勝家だからこそ」的なものが多くて。
あんまり深くない感じって言うのかな。なんか内容的に物足りない感じがしました。
あんまり歴史小説とか読んだ事がない人にとっては読みやすいかも。

私的には読んだもののあまり印象にも残らず…ハズレって程じゃないけど。
ほぼ毎回感想を書いてますがなんか、感想が全然書けない本があるんですよ。
凄く満足して面白かった本、凄いつまんないハズレな本ていうのは
印象に残る部分があるんだけど無難というか、そういうのだと…
特に私は文章能力もないんでね。笑

一度読んだ本だとやっぱり感想って書き辛いかも。
まぁ、誰かの為に書いてるというよりは自分の持ってる本が
把握しやすいのと自分の為って感じだからいいんだけど。。。

でもやっぱり北の庄での潔い切腹シーンはさすがです。
posted by yu-ko at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

【写真追加】島左近

これは過去に買った本です。読み返してみました。
島左近と言えば「石田三成に過ぎたるもの二つあり、島の左近に佐和山の城」
で有名な島左近です。が、左近は通称で本名は清興とも勝猛とも言われています。

これは明智光秀が謀反を起こすところから始まるので筒井時代は
ほとんど描かれていません。筒井家を退去後浪人生活を送っていた
左近のところへ三成が現れ家臣になってくれ、と頼み込む。

ここも有名な話ですが4万石の主となった三成に、1万5千石で
家臣になってくれ、と。2万石とも言われていますが1万石は
今いる家臣に既に分配し、残りの3万石の半分を左近にという事で
実際には1万5千石のようです。しかし、通常半分近くの録を与える
なんて事はないですからよっぽど左近が欲しかったのでしょう。

その後の話は時代の流れに沿った話がかかれ、その中で左近は
三成の参謀といった感じ。やはり山場は関ヶ原。
左近は最初から関ヶ原、この戦いが死に場所と心に決め…
黒田隊を何度も押し返すも西軍でまともに戦っているのは
石田隊・小西隊・宇喜多隊・大谷隊ぐらいのもの。

結局多勢に無勢で左近もついに討ち死に…
私の感想じゃあれだけど、本当にカッコイイ島左近。
大谷吉継にも劣らない男気っぷりです。漢です、漢。

そんな島左近も今では"しまさこにゃん"と名前を変えこんなに可愛らしく…
しまさこにゃん.jpg
写真はLLP(有限責任事業組合)ひこね街の駅 武櫓倶よりお借りしています。
さこみつにゃんぶ日記
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2009年06月16日

軍師二人

実は戦国小説を何十冊と読みながら初司馬だったりします。
有名な方ですし評判もいいのでそれなりに期待して読みました。
すげーガッカリですバッド(下向き矢印)関ヶ原前後の事を書かれた短編集です。

短編集だから仕方のない事のような気もしますが、どれもこれも
え?ここで終わり?続きは?みたいな感じです。
基本的に続きが気になるような終わり方が嫌いなので。

次、長編一冊買ってその本次第ですな…
本の題名にもなっている「軍師二人」は大阪夏の陣・冬の陣に
大阪城に入城した後藤又兵衛と真田幸村のお話。
あの二人の話をこんな少ないページ数で書くには無理がありすぎます。。。

最近の中でも特につまらない本でした。
他には渡辺官兵衛など、マイナーどころを題材にしているところは
非常に評価できるのですが。
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2009年06月12日

最上義光

最上義光を読みました。
片倉小十郎を読んでから最上義光を読んだせいか、ほとんど知らない
東北シリーズなのにあまり新鮮味がありませんでした。

本を読む順番も考えないとダメですね。
義光を調略にたけたというか、策の多い武将のようです。
途中までは調略に長けていてもまぁ気にならないんですが
やっぱり最上義光と言えば子殺しです。

あってはならない事だけれども子どもが複数いると愛情は均等に注がれない。
そのせいで親殺し子殺しが戦国時代は多かった。
最上義光は自分自身、嫡男なのに父親は次男に愛情を注ぎ最上家には
「義光廃嫡」の噂が流れる。それが現実となる前に義光は弟を責め滅ぼす。

ここまではいいんです。
しかし義光は自分が最上家を継いだ後、家康と親交を深めます。
そして次男家親を家康に質として差し出す。
それから長い年月がたち義光がそろそろ家督を譲ってもよい年齢に…

その時家康が「そろそろ、そなたも家督を。家親がよかろう」と。
家親は義光の次男。それまで義光は嫡男である義康に家督を譲ろうと
それが自然だと思っていたのに家康にそういわれてしまい悩む。

その噂が義康の耳に入り…そこから親子の間にヒビが。
そして義光は…義康は何も悪くないのにそうなってしまったところが。
子殺しの話は知っていたけども、なんともモヤモヤモヤモヤ。

そこまではいいんだけどやっぱり終盤に子殺しが待っているので
なんとも後味の悪い感じです。
最上義光という武将を描くのはなかなか難しいのかもしれません。
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2009年06月07日

片倉小十郎景綱

伊達政宗の傅役である片倉小十郎景綱。
私はあまり政宗にいい印象を持っていなくて、政宗の本は読んだ事がないのですが
景綱の本を読んでみる事にしました。私の中で政宗の印象は、弱みにつけこんで
なんとか所領を広げたい、という感じのイメージしかありません。

調略もして、いいイメージがないといいたいところなんですが。
それは私の好きな信玄も同じなんですけどね。この差はなんでしょうか。
恐らく蒲生氏郷を先に読んだので氏郷の会津へ移封後の一揆の話を
読んでしまったからではないかと思うのですが。

やはりあの一揆の話は戦国時代では調略は普通の事であっても
なんだか後味が悪いというかそういう感じが否めません。
この本でもやはりその話が出るのですが、伊達側の視点で書かれた本でも
なんだかなぁ…という思いは変わりませんでした。

景綱はどうだったのかというと、なかなか良かったです。
政宗は頭が足りないわけではないのに、沸点が低く何かあると
「何をー!やってやろうじゃないか!」といった感じがあり、それを
傅役である景綱が「そこは冷静に、こうですよ。殿」みたいな感じで
政宗の怒りを納め正しい方向へ導くまさに傅役ですな。笑

政宗の操縦法を心得ていて伊達家が間違った方向へいかないように。
それは先見の明がある景綱だからこそできた事でしょう。
伊達には成実という武将がいるのですが、これは政宗以上に
武の武将でこちらは政宗と違って景綱には少し扱いづらかったようですが
成実をたて政宗をたて、伊達家を守り立てていく景綱。

彼がいなかったら伊達家はもっと違う方向へ、悪い方向へと
いってしまっていたと強く感じさせられるような本でした。
政宗があまり好きではない私にとって伊達の初めての本はこれで良かった。

沸点の低い政宗も景綱には尊敬しているのか情をかけているのを
凄く感じそういった点では少し政宗を見直しました。
これで政宗の本も少し読んでみる気になりそうです。笑
posted by yu-ko at 20:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

川中島の敵を討て

近衛龍春は結構お気に入りな作家さんです。
で、これ。川中島の敵を討て。
これは上杉側からのお話です。なので、当然ですが上杉寄りです。

この人は書く本、内容によってどちらかに寄る事ができるようです。
以前高坂弾正の本を読みましたがこれは上杉寄りではありません。
同じ作者なのに凄いなぁとちょっと感心しました。

そんな事はさておき本の内容ですが景虎が還俗するところから
川中島第四回までが描かれています。途中までは全然いいのですが
途中から直江の娘に惚れたところから美女に会う度に景虎なのに
惚れまくり、毘沙門天に女体に触れぬ!と誓ったのに。
あぁ、ワシはどうしたらいいんじゃ。みたいに悩みまくっているところが
凄く景虎っぽくなくて、うーん…と思いました。

あと信玄が悪!のように描かれていたところがなんとも。
私は両方とも好きなのでどちらかが悪というような書かれ方をすると
なんだかなーと思ってしまいます。一番好きなのは信玄だし。
更に勘助を使番に毛の生えた程度の武士、と何度か表現するところも…

そもそも存在自体怪しまれていた勘助だし勘助という人物は存在しても
軍師ではなくただの足軽だったとする説等もあり、微妙なとこですが
私の中で勘助は軍師というイメージが出来上がっているので
個人的な感想としてはそういう書かれ方はなんかイラッとしました。

好きな大名や好きな武将がいる場合、その反対側からの視点で
描かれたものというのはやはり良い!と思えるのはなかなかないですね…
そこが難しいところです。。。
posted by yu-ko at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

信虎

今回は"信虎"です。
信虎といえば悪逆非道な大名として有名ですが。
武田好きですが好きなのは信玄で信虎も義信も勝頼もさほど好きじゃないです。笑

信玄側からの視点ではいつも信虎は悪くかかれます。
なぜなら、信玄が追放したからです。
今回は逆に信虎側の視点です。信虎は14歳で家督をつぐも、その頃
甲斐はまだまだ国として1つにまとまっていたわけではなく国人達が
それぞれの領地を守って独立しているようなもの。

信虎はなんとかそれを1つにまとめようと合戦に明け暮れるのです。
合戦に明け暮れるとなると、当時はまだ兵農分離が進んでないわけで
合戦が多い=百姓の仕事ができない、となり信虎は百姓達からは
あまり好かれません。そんな事を繰り返し甲斐は疲弊していきます。

そこで晴信登場、信虎追放となるのです。
14歳で家督とついだ時から古い考えの家臣達に心を開く事もできず
ひたすら甲斐の為と信じて行動する信虎はいつも一人。

そんな信虎の孤独を描いた作品です。
所々、うーん…というような描き方があるもののなかなか興味深い本でした。
信虎の甲斐を思って行動するも孤独で人心掌握できず、若干
空回り的な感じがし更に息子に追放され死ぬまで生まれ故郷である
甲斐に戻れなかったのがなんともかわいそうな感じがしました。
ちょっと信虎を見る目が変わりました。
posted by yu-ko at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

槍弾正の逆襲

今回の本は槍弾正の逆襲。
槍弾正と言えば武田の保科正俊です。まぁ、短編集なんですけどね。
主人公の正俊は武田の勇猛な武将として有名ですが、隠居後のお話です。

息子に家督を譲り自分は悠々自適?な隠居暮らし。
息子が戦に出かけて行った隙を狙い小笠原が高遠城を攻めに。
残っているのは正俊含めおじいちゃんばっかり。
足軽達も息子が連れて行っているわけで残るは400〜500ばかりの兵達。

小笠原はこんなの楽勝だぜ!と攻めかかるも正俊の奇策で…
というお話です。なかなか、いいです。短いのが残念だけど。
よく多勢に無勢と言うけれどそれを覆す、頭を使った戦略。
やっぱりこういうのを読むとさすがぴかぴか(新しい)と気分が盛り上がりますね!!

その他には袖の火種・松野主馬は動かず・加納殿の復讐・醜女の敵討の5本立て。
私的には槍弾正と醜女は好きですが、その他3本はなんとなくイマイチ。
袖の火種は宇喜多直家の命を受けた遠藤又二郎が三村家親の暗殺を請け負う話。
松野主馬は動かずは小早川家家臣の松野主馬が小早川秀秋の死の真相を
知ろうとする話で、その中で松野主馬の関ヶ原での話しが書かれています。
加納殿の復讐は有名な話で、私はこの話自体が好きではありません。

宇都宮城釣天井事件の話です。なんかうまく説明できる自信がないので
困った時のwiki頼み。笑
いくつかハズレはあったけど2/5は面白かったわけだし、加納殿のお話以外は
そんな有名っていう程でもないと思うので買ってみる価値はありと。

また買った本が届きましたよ。今回は微妙なラインナップ…?
筒井順慶−筒井康隆−  え…シャレかなんか?笑
信虎−武田八洲満−  これも…シャレ?笑
最上義光−中村晃−
片倉小十郎景綱−近衛龍春−
川中島の敵を討て−近衛龍春−
軍師二人−司馬遼太郎−  実は初司馬遼です。
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2009年05月05日

島津義久−九州全土を席巻した智将−

島津義弘は有名ですが、義久はなんとなく影が薄い感じがします。
しかし、義久の評価は高い事が多く気になっていました。
ちょうど見つけたので買ってみたのですが。

途中まではいいんですよ。義久・義弘・歳久・家久四兄弟の
幼少の頃のエピソード、家督相続、三州統一などね。
三州統一後に島津家中での微妙な溝とか、色々細かく描かれていて
どんどん物語に引き込まれる感じで。

しかし一番最後がねなんとも言えんのですよ。
樓岸夢一定を読んだ後にも感じたような…
義久は子に恵まれず、男児が生まれなかった為義弘の次男久保(ひさやす)を
婿とするも若くして朝鮮出兵の時に病没。義久の娘の再婚相手として
義弘の三男忠恒を婿として迎える。しかし忠恒と義久の仲は悪く
(読んでいる限りでは一方的に嫌っている感じ)義久の娘である妻とも不仲。

最後はこの忠恒と義久の確執というかそういったものが描かれていて
それが非常に後味の悪いものなのです。。。
全体的に非常に面白い内容なんですけどね。最後に悪人登場!的な感じなので…

あと興味をひかれたのが歳久。成長していくにつれ、義久は歳久と
一番馬が合うらしく、考え方も似ている二人。
義弘や家久とは考え方がちがく意見がわかれる事も度々あった義久ですが。
秀吉の九州征伐の際に一番和睦する事を進めたとされているにも関わらず
一番最後まで秀吉に抵抗するのです。九州征伐の時に息子(養子)が
討ち死にしてしまうのです。恐らくそれが秀吉に最後まで抵抗する
原因となっていると思うのですが、義久を慕って一度も背いた事が
ないような歳久が、なぜ。とも思うのです。

もういない人ですから推測するしかありませんが、歳久があの時
何を考え、どういう思いであのような行動に出たのか。
あれば歳久の小説も読んでみたいな、と思いました。
posted by yu-ko at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

鑓の才蔵

鑓の才蔵を読みました。
これもなかなか面白かったです。と言いつつ、次の本を読み始めてしまい
内容をイマイチ覚えてないような気がしなくもないですが。笑
面白いというよりも才蔵自身の魅力にひかれたという感じでしょうか。

一本強い芯があってそれに沿って行動する。
だから気に入らなければすぐに辞めちゃうみたいな。
そのせいでころころと主人が変わるんだけど。
最後の主人、福島正則とは馬が合ったようで長く仕えたみたいですが。

渡辺官兵衛もそうだったけど官兵衛の場合なんというか中途半端で
浪人期間が長くその間は奥さんに食べさせてもらってた、という
内容だったからなのかイマイチ魅力的に思えなかったけど。

才蔵は浪人期間中も時々、戦働きしてしのいでいました。
才蔵に仕える竹内九右衛門もなかなかいいキャラしてました。
最初のうちは才蔵が話しかけられているのになぜ九右衛門が答える?
なぜ、そんな自慢げに才蔵の話をする?みたいな感じでなんとなく
いや〜な雰囲気でしたが九右衛門は鑓働きが得意ではなく
才蔵の禄が増えようともずっと轡とりなんですよ。

250石の轡とりなんかおらんわ、って才蔵が言ってみたり九右衛門が言ってみたり。
九右衛門は才蔵に惚れこんでずっと轡とりなんだなーというのが
途中から伝わってきてなかなか憎めないヤツに変わりました。笑

九右衛門は轡とりだけでなく才蔵の討った首の口元へ笹を置いていくのですが
才蔵の後をついて笹を置いてまわる、という描写がなんだか可笑しくて。
いや、そんなのを可笑しいって言っちゃイケナイと思うんだけど
置いてまわるというのが、なんともちっちゃい子が才蔵の後ろを
ちょこちょこついてっているようなイメージになってしまって。

なんかあんまり本の感想になってない気がするけど、他にも
才蔵の本を探してみたいと思います。
posted by yu-ko at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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