だが捜査しても怪しい人物は浮かばず生き残り・通報者である武内が疑われる。
そして自白したものの裁判では一転否認し、裁判官梶間勲は無罪判決を下す。
勲が退官後しばらくして隣に引っ越してきた武内。それから梶間家で起こる事件。
人当たりのよく親切な武内が、以前の一家3人殺害事件を含め梶間家で起こる事件の犯人なのか…?
背表紙に「読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説!」と煽り文句が書いてある。
でも、背表紙で↑のようなあらすじが書いてあるのでそうなると
犯人は本当に別にいたのか、それとも犯人はやはり武内だったのか。
この二択になると思うんだがそれ以外の結末があるんだろうか?と思いつつ買ってみた。
読み始めると続きが気になってどんどん読み進めてしまって、あっという間に時間が経つ。
金曜の23時から読み始めて朝4時まで読みつづけてしまったw ←読み終わらなかったけどw
梶間家の嫁雪見だけが武内に警戒心を抱く。雪見の視点が多いからなのか武内怪しい感満載。
というわけで、最初からずっと武内怪しい感満載な為まったく予想を裏切られた感はない。
そして分厚い本にありがちな、ラスト駆け足感もありそういう意味で裏切られた感はあるw
7割ぐらいまでは結構丁寧に書いてあるんだけどな。
帯に「書店員が一番売りたい本!」みたいに書いてあったけどそこまで言う程じゃないな。
でも評判のよい本みたいで、レビュー見ると高評価ですね。
【書籍・雑誌の最新記事】