2009年09月16日

前田利家

この本も読み返しですが…
利家の幼少の頃から死ぬまでが描かれています。
が、なんとなく利家がショボく見えました。
節目節目で必ず出てくるのですが、何もしないみたいな。

朝鮮出兵について秀吉に「おことは反対か?」と聞かれるシーンがあります。
利家はまつとの会話で「戯れであればよいがのう」と言っているのに
いざ秀吉の前では「反対とは申しません」と…
反対ではないけど、良い事じゃないよなぁ。みたいな事を言います。
小説の中で「もはや秀吉に意見が言えるのは利家と家康のみ」
というような事が書かれてるんだけど、そう言うほど二人とも
意見らしい意見はしてない。

まぁ天下人が相手ですからそう簡単には言えないとは思うけど。
又佐と藤吉郎の間柄(旧知の間柄)を強調する割には
たいした事ないじゃんと思ってしまう。

秀吉の死後、家康が天下人への野望を抱いている事を知りつつも
何もしないところとか。秀頼の傅役としてはどうなんだろうか。
五大老の中でも利家と家康は突出しており秀吉の遺言でも
「何事も利家と家康の意見を聞くように」とある。

利家は豊臣家をなんとか保とうというかそういう気があるのに
家康に対して特に何もしない。家康は健康なのに対し利家は
秀吉の死後ぐらいから体調が優れない。
利家が先に旅立ってしまうであろう事は想像できるのに。

とちょっと不満に思います。自分の死後がどうなるか考えていなかったのか
そこまで秀頼を思う気持ちがなかったのか、天下は廻りものと考え
家康が天下人となっても秀頼を滅ぼす事はないだろうから
それでもいいかと思っていたのか・・・

若い頃の利家は槍の又佐と言われただけあって、ちょっとやんちゃな
カッコイイ感じなんだけどなぁ〜
なんか年をとるとホント好々爺って感じで…
利家の秀頼を見る目とかは完全にただのじぃさまでした。笑

利家とまつの関係はよさげでした。
まつは色々口を挟みつつも、出すぎないよう言葉を選んでみたり
譲れないところはガッツリ言ってみたり。

利家もなんだかんだ言いながらまつの言う通りにしたりと。
サバけてそうなのに仲睦まじい感じって言うのかな?
とてもほのぼのしていました。
まつとの関係に特化した小説なら良かったのかも。笑
posted by yu-ko at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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