2009年08月29日

立花宗茂

これも読み返しシリーズですが、これは2回目でも面白かった。
ページ数が500ページ弱あって読み応えがありなかなか。
まず始まりが大友宗麟が一万田鑑相の妻を寝取るとこから始まるという
若干ハード目な始まりです。寝取った後更に、謀反の疑いがあるとして
宗麟は一万田鑑相を責め滅ぼします。宗麟なりの懺悔?なのか
鑑相の弟鑑種が高橋家を継ぐのですが数年後鑑種が離反。

高橋家を紹運が継ぎ、宗茂は紹運の嫡男として育てられます。
そこへ紹運が父とも師とも仰ぐ立花道雪(この人も養子だったかな?)が
宗茂を一人娘のァ千代の婿にくれ、と言い出す。

紹運もさすがに嫡男なのでと断るも道雪もひかず結局は婿に出す事に。
実父高橋紹運に養父立花道雪という義に生きた父を二人もつ宗茂は
その父達と同じように義を重んじた武将に育っていきます。

実父紹運の岩屋城が島津に攻められた時、岩屋城よりも堅城である
宝満城、立花城へ移るように宗茂は進言しますが紹運は聞き入れず。
そうなれば宗茂の篭る立花城へ島津軍はまっすぐ来る事になるからです。
宗茂を婿に出す時紹運は「これからは父でも子でもない。」と言って
送り出すのですが、やはりそこは実父。

宗茂を守る為、島津軍が立花城へ攻め寄せるのを少しでも遅らせようと…
岩屋城の攻防は激しく紹運も39歳という若さで自害。
岩屋城の辺りは読むと泣きそうになりますね…

宗茂の朝鮮での戦いっぷり、2度目の撤退時小西行長が孤立。
援軍を出さなければ小西はダメそうなのに、評定を重ねても誰一人
援軍に行こうとしない。宗茂は自ら自分が行くと言い、島津義弘も
それならばおいどんも、と。そこでなんとか小西は撤退。

別に仲がよいわけでもないが同じ朝鮮・明軍と戦った仲間。
捨て置けないと自分も危なくなる事が分かっていながら助けに行く。
宗茂はいい男ですね。

戦の話もなかなか細かく書かれており、楽しいのですが…
ァ千代との話がなんとも。夫婦仲が悪いというか、ァ千代は道雪に
男のように育てられ女城主として立花城に君臨。

それを婿にきた宗茂にとられるのが面白くないというか、なんというか。
考え方が異なりその度に衝突。宗茂は自分の道を進むがそれによって
ァ千代との距離は離れていくばかり…
ァ千代もあまり女らしくなくあの時代の男をたてるような事があまりなく
宗茂と対立しても一歩もひかない気の強さ。
そしてァ千代と宗茂の最後がなんとも。。。

関ヶ原では義を重んじる宗茂は西軍へ、そこで立花家も潰されてしまうのですが
後でまた大名に取り立てられ立花家は復興されます。
それだけがァ千代にとって救いだった事でしょう。
残念ながら復興される時既にァ千代は亡くなっているのですが…

ページ数が多く読むのに時間がかかってしまいましたが面白かったです。
amazonで検索すると立花道雪と立花宗茂という本があるようなので
機会があればそちらも読んで見たいと思います。
posted by yu-ko at 13:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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