2009年08月20日

戦国風流

これも読み返しシリーズですが、私が初めて読んだ慶次の小説です。
前田慶次郎という男、資料が少ない為これもほとんどフィクション。
やはり完全なフィクションと分かっているせいか、ん?と思うような事があっても
あまり気にせず読み進められました。私としては一夢庵風流記よりも
戦国風流の方が面白かったです。

が、歌舞伎者として有名な慶次ですが戦国風流の中では歌舞伎者というより
ワガママというか自分の欲求に素直な男として描かれています。
小さい頃は褒美をたくさんくれる主の下で働く、などと言うものの
決まった主に仕えず、気の向くまま働くという感じ。

今で言う日雇い労働者みたいな感じでしょうか。
ただ戦場働きはあまり多くなく軍師というか、調略を主にしていました。
慶次は戦が嫌いでなんとか戦わせずに済むようにという感じなので
調略ともまたちょっと違った感じですが。

主に上杉景勝と仲が良く前田家(利家)にはあまり近寄らないのに
上杉家にはちょくちょく立ち寄ったり旅に出てみたり能を舞ってみたり。
誰にも嫌われず憎めないキャラというところでは一夢庵風流記と同じかも。
この小説はテンポもよくイベント事が度々起こりサクサク読めます。
かなりオススメです。

いつも本の感想の最後にamazonの商品リンクを貼っているのですが
"戦国風流"でamazonアソシエイトの画面で検索をかけたら
海音寺潮五郎も慶次の小説を書いているんですね。
海音寺潮五郎は好きな作家さんなので機会があれば読んでみたいです。
posted by yu-ko at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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