2009年08月14日

毛利元就

この本は毛利元就の子供時代を中心に描いた本です。
毛利元就の子供時代はほとんど知られておらず、この本は完全にフィクションです。

元就の父、弘元は若くして嫡男興元に家督を譲る。
その後郡山城を退去し多治比猿掛城へ松寿丸を連れて隠居。
数年後に母が死に、その数年後には父も死去。
家臣である井上元盛に攻められ猿掛城を奪われた松寿丸は
大方殿(継母)と共に近くの草庵に逃れる。

ある時大方殿は松寿丸を一人旅に。ついた先は因島。
そこで村上水軍の義光や酔夢軒等と出会い松寿丸は彼らと生活をしていく。
そして酔夢軒や波留姫らと雙嶼(そうしょ:台湾??)へ旅立ちそこで置き去りにされる。

それは酔夢軒が松寿丸へ与えた試練。
雙嶼は治安の悪いところでそこで一人で絵を描いたり博打を打ったりして
生計をたてていく中で、彼は徳松という仲間を得る。
更に徳松の紹介で才六ら6人が松寿丸の仲間に加わる。

雙嶼で悪者を退治し酔夢軒の与えた試練に合格し酔夢軒が迎えに来て
2年ぶりに松寿丸は日本へ戻る事になる。
日本へ戻った後は武田元繁との有田中井手の戦いの話や
妙姫との婚約、隆元誕生等が描かれていて
ラストは描かないけども、途中で終わっています。

松寿丸時代はもうどっからどうみても完全なフィクションですが
史実とフィクションを混ぜ混ぜにしたものより潔く、読みやすい作品でした。

まぁ、どの小説も史実だけで作れるわけはないので
必ずフィクション部分は混じるのですが…笑
なので元就を知りたい!と思って読むには不向きな作品だと思いますが
完全なフィクションとしては楽しく、読みやすいのでサクサクと
読み勧められるいい作品です。
posted by yu-ko at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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