2009年05月27日

川中島の敵を討て

近衛龍春は結構お気に入りな作家さんです。
で、これ。川中島の敵を討て。
これは上杉側からのお話です。なので、当然ですが上杉寄りです。

この人は書く本、内容によってどちらかに寄る事ができるようです。
以前高坂弾正の本を読みましたがこれは上杉寄りではありません。
同じ作者なのに凄いなぁとちょっと感心しました。

そんな事はさておき本の内容ですが景虎が還俗するところから
川中島第四回までが描かれています。途中までは全然いいのですが
途中から直江の娘に惚れたところから美女に会う度に景虎なのに
惚れまくり、毘沙門天に女体に触れぬ!と誓ったのに。
あぁ、ワシはどうしたらいいんじゃ。みたいに悩みまくっているところが
凄く景虎っぽくなくて、うーん…と思いました。

あと信玄が悪!のように描かれていたところがなんとも。
私は両方とも好きなのでどちらかが悪というような書かれ方をすると
なんだかなーと思ってしまいます。一番好きなのは信玄だし。
更に勘助を使番に毛の生えた程度の武士、と何度か表現するところも…

そもそも存在自体怪しまれていた勘助だし勘助という人物は存在しても
軍師ではなくただの足軽だったとする説等もあり、微妙なとこですが
私の中で勘助は軍師というイメージが出来上がっているので
個人的な感想としてはそういう書かれ方はなんかイラッとしました。

好きな大名や好きな武将がいる場合、その反対側からの視点で
描かれたものというのはやはり良い!と思えるのはなかなかないですね…
そこが難しいところです。。。
posted by yu-ko at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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