こちらも義弘、敗走と同じく滝川一益が主役なのに甥とかばっかり出てきて
おまけに作中に「信長からとても信頼されそれに値する働きをしている」
と書かれているのです。が、作者は良く書いているつもりなのかもしれないけど
全くもって良く書かれている気がしません。
なぜなら、○○の戦いに参戦、××の戦いに参戦、ばかりで
普通はそういう参戦した戦いでどのような作戦をとったのか、ピンチを
いかにして救ったか、少数で多数を破った等が書かれます。当然ですが。
更に滝川一益が参戦した戦いで勝っているならまだしも負けた戦いが
書かれてたりしてどこが活躍してるんでしょう?みたいな。笑
滝川一益はよく知らないんだけど、信長四天王の一人であるから
それなりに働いたんだろうな。とは思うけど、知らない人が読んだら
何この人、活躍してないじゃん。と思われても仕方ないような。
※信長四天王(柴田勝家・丹羽長秀・明智光秀・豊臣秀吉)
それから私が特に気になったのが同じような言い回しを多様するところ。
いまはこれまでと…と何度、伊賀の人たちが退却した事か。
毎度毎度のように「いまはこれまでと…」と。
伊賀の人は「いまはこれまで」って言わないと退却できないのかよっ!ってぐらい。
私みたいなアフォの書くブログじゃなく作家なんだから言い回しぐらい
もっといっぱいもっといてくれよ。
そしてやたらと人名を羅列するとこ。
まだ名のある武将の名前を羅列するならともかく、一言で言うと足軽?
みたいなのまでズラズラと二桁ぐらい羅列した挙句、以下略みたいな。
うん、たぶん書いても最初の2、3人で充分だと思うんだけど。
おまけにそこまで書いておきながら略すのかよ。笑
という感想です。
毎日のようにつまらない!と言い続けた滝川一益。
読み終えた事を相方に告げると「あんなにつまらないって言ってたのに
全部読んだの?!」と軽くビックリされました。笑
只今、里見義尭を攻略中。

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