批判が書かれまくっている事。よく出版できたなと思いました。
当初24人のハズだったが1人不参加になり23人で初登頂を目指したミニャ・コンガ。
1981年当時はまだ高所順応が重視されていなかったのか、川越は高所に強いせいか
高所順応を重視せず6000m超えのところに何日も滞在させたり…
第一次アタック隊12人のうち大半に高度障害が現れている中で
「どんぶりいっぱい薬飲めば大丈夫」とか…
この本は事故までではなくその後、著者や第一次アタック隊のリーダだった奈良が
ミニャ・コンガに区切りをつけられるまでしっかりと書かれています。
最初から最後までその世界に入り込んでどんどん読めてしまうそんな本です。