ヤマケイから「二人のアキラ」として発売されました。
※ちなみに「ザイルを結ぶとき」も同時にヤマケイから発売。
それまでは中古で探すかな〜と思っていたのが、発売されたので早速購入。
タイトルの通り二人のアキラについて芳田美枝子と平塚晶人の往復書簡を本にしたもの。
二人のアキラとは新編風雪のビヴァークの松濤明と第二次RCC発起人である奥山章の事。
美枝子と松濤明は恋人なのかと思っていましたが、この本の中で否定されていました。
この本を読んでまず思った事はなぜ「三枝子の山」をタイトルから外してしまったのか。
三枝子は二人のアキラについて語る、平塚晶人はそれについて更に詳細を記す
といったような感じなのだが本人が書いているだけあって、主人公は三枝子だと思います。
これはタイトルから外さない方が良かったんじゃないかな〜。
二人のアキラは完全に脇役ですよ…
でも非常に細かく描かれていて、あぁ〜そうだったんだ。へー!
って風雪のビヴァークを読んだ時とはまた別の視点でザイルを結ぶときとは
また別の視点で、第三者の視点で見れたのはとても面白かったです。
風雪のビヴァークとザイルを結ぶときを読んでから読むのをオススメします。